
「大学に行くかどうか迷っている高校生・浪人生に向けて」という記事では、結論、大学に行った方がいい、海外の大学に行くことを選択肢の一つとしてあげさせてもらいました。
とはいっても、具体的にどうやって海外の大学に入学するのか、どれくらいの費用がかかるのか、などいまいち分からないと思います。なので、実際に僕がいちからマレーシアの大学に入学するまでに行った手順を紹介できたらなと思います。
その上で、どのくらいの費用がかかるかなども説明できたらなと思います!
それでは、最後までどうぞお付き合いください。
海外の大学に入学するために必要なものは2つ!!
海外の大学に入学するために必要なものは主に2つだけです。
・高校卒業証明書・高校成績証明書
以上の2つになります。
「え、これだけで海外の大学に入学できるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、必要なものはこれだけです。
海外の大学に入学するのは一見難しいように思えますが、意外と必要なものは少ないんです。
高校を卒業さえしていれば、あとはIELTSもしくはTOEFLのスコアを取れば、海外の大学に入学できるということですね!
1、高校卒業証明書・高校成績証明書
高校卒業証明書と高校成績証明書は、自分が卒業した高校に行って受け取ることができます。
高校のオフィスに行って「海外の大学に進学するために必要です。」と伝えれば、2、3日で発行してくれるでしょう。
2、IELTSもしくはTOEFLのスコア
次に、IELTSとTOEFLのスコアについて話していきます。
海外の大学に入学するためには、基本的には大学側からIELTSもしくはTOEFL、どちらかのスコアの提示を求められます。
「TOEFLは聞いたことあるけど、IELTSってなに?」という方に向けて簡単に説明すると、
IELTSは、イギリス、アメリカ、オーストラリアなど120カ国、約6,000の教育機関・国際機関・政府機関が採用し、年間140万人が受験する、世界的に認められた英語運用能力試験です。アメリカでは、約3,000校の大学がIELTSを採用しています。
※ここではTOEFLの説明は省略させていただきます。
とはいっても入学するのに、そこまで高い英語力(スコア)は求められません。僕の見た感じでは、IELTSのスコア5.5を入学基準に設けている大学が多いです。(英検2級と英検準一級の中間レベルくらい)
※僕はIELTSのスコアを大学側に提出しました。
ちなみにですが、海外の大学側は合否判定を高校成績証明書とIELTSもしくはTOEFLのスコアで判断します。なので、入学試験はありません。(イエイ!!)
もちろん大学にもよりますが、難しい大学のレベルを除けば、高校の成績は平均ぐらいあれば大丈夫だと思います。なぜなら、僕の高校成績証明書に5段階評価で2(赤点)が物理に2つも付いていたのですが、合格できましたので。自信もってOK!
留学エージェントと契約する
海外の大学に入学する手続きなどは、留学エージェントと進めていきましょう。僕は”DEOW”という留学エージェント会社にお世話になりました。
たまたま僕のお世話になった方がDEOWさんの社長さんで、何度もマレーシアの大学に訪れているという事でかなり参考になりました。
※おそらく「DEOW 留学エージェント」で調べてもらえれば詳しい情報がたくさん出てくるかと思います。
基本的には、留学エージェントが大学側と手続きを進めてくれますので、エージェントの指示に従って動けば大丈夫です!
海外の大学は年に3、4回ほど入学する時期があるよ!
日本の大学に入学するタイミングは年に1回だけですが、海外の大学は入学するタイミングが年に3回ほど設けられていることが多いです。少なくともマレーシアの大学は1月、3月、8月・・・とかなり多めです。
※僕は1月に入学しました。年明けてすぐっていう。笑
なので、はやくIELTSもしくはTOEFLのスコアを取らないと・・・と焦る必要はあまりないんじゃないかなーと思います。まずは、IELTSかTOEFLを一度受けてみて、スコアが足りなかったら、勉強すればいいですし、IELTSの試験は全国各地で月に2、3回ほど行われています。何度も受けることも可能ですよ!(IELTSの受験料は25380円とかなり高いけど...)
※僕は合計でIELTSを3回受験しました。(名古屋2回・大阪1回)僕はフィリピンで4ヶ月ほど語学学校(CIA)のIELTSコースで勉強しました!フィリピンへ行く前に受けたIELTSのバンドスコアは4.5だったのですが、フィリピン留学後に受けたIELTSのバンドスコアは6までに上がりました!
英語の基礎知識がある方でIELTSのスコアを取りたい場合は、フィリピンのCIAという語学学校のIELTSコースを4、5ヶ月ほど受講するのかなりオススメです!英語だけでなくいろんな事が学べますよ!
海外の大学を卒業するまでにかかる費用
海外の大学を卒業するまでにかかる費用は、国によって大きく異なります。
アメリカの私立大学を卒業しようと思えば学費だけで、年間300万〜400万くらい。一方で、僕が通っているマレーシアの大学の学費は、年間で80万円くらいです。
※へんな話、日本の私立大学の学費より安いです。
まずは家庭のマネー事情を考えた上で、自分の行ってみたい国、大学を決めるといいでしょう。
※ちなみにですがマレーシアは学費だけじゃなくて、寮費、食費、物価も安いです!僕の住んでいる所は家賃45000円で一人部屋 withトイレ・風呂、十分な広さです。また外食しても、一食200〜300円ほどで食べることができます。
マレーシアの大学に来て感じてること。
ここまで読んでいただいた方は、海外の大学に入学するまでの一通りの流れを理解できたのではないでしょうか?
僕はマレーシアの大学に来て2ヶ月ほど経ちますが、友達もできて、なんとかうまくやっていけてます。もちろん、僕はマレーシアの大学に入学できたものの、英語が得意という訳ではありません。日本人はクラスで自分一人。ぼく以外はみんな英語ペラペラ。そんな環境の中で数学、ビジネス、コミュニケーション、美術...etc、全て英語で学んでます。入学して、はじめの一週間は不安な気持ちになったり、先生がなに言ってるのか全く理解できなくて、このまま授業についていけるのか、卒業できるのか不安になりました。けど、今ではマレーシアの友達もできて、分からないことがあるとゆっくり説明してくれます!(笑)僕のカタコト英語でも理解してくれるし、「日本語教えてよ!」と言われます。笑
大学受験に全落した僕が今のところ何とかやってるので、きっとあなたも大丈夫です!
ではでは、あなたの選択肢が少しでも増えていればなーと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。